e小児がん 重粒子線治療に助成
- 2018.06.04
- 生活/子育ての補助金・助成金
2018年6月2日
消費者教育の推進も訴え
大阪府議会で垣見議員
大阪府議会本会議が1日開かれ、公明党の垣見大志朗議員が質問に立った。
垣見議員は小児がん対策に言及。今年3月に開院した大阪重粒子線センターで治療を受ける患者に対し、経済的負担を軽減するための利子補給制度が創設されたことを踏まえ、小児がん患者の重粒子線治療に関する費用助成制度の創設を要望した。松井一郎知事は「安心して治療が受けられるよう支援制度を来年に向け作り、議会に判断していただきたい」と答えた。
消費者教育について垣見議員は、識者や消費者代表が効果的な推進方法を話し合う「消費者教育推進地域協議会」に触れ、都道府県では大阪府だけが未設置だと指摘し早期設置を求めた。府側は府消費者保護審議会を活用した上で、年内の設置に向けて取り組むと述べた。
さらに、垣見議員は自治体などの防災行動を時系列で定めたタイムラインの有効性を強調し「地震災害などにおいてもタイムラインの考え方が導入できるのではないか」と主張。府は既存の実施要領を継続的に改善していきたいと応じた。