eイメキャラで街を元気に

  • 2018.06.15
  • 生活/生活情報
2018年6月15日


公明が条例制定をリード
埼玉・坂戸市


街の魅力発信や活性化を図ろうと、埼玉県坂戸市は現在、市のイメージキャラクター「さかろん」を活用したシティープロモーションに力を入れている。
同市は今年3月、「坂戸市イメージキャラクター条例」を施行。この条例は、市議会公明党が主導し、議員提案により制定された。キャラクターを市や事業者が積極的に活用し、市民も協力して郷土愛を育むことなどを定めている。
「さかろん」は、2016年に市制施行40周年を記念し、誕生。市内の小・中・高校生から公募し、当時の市立小6年生の児童が考案した作品が採用された。全体が黄緑色で、耳は市の木「サクラ」、シッポには市のブランド野菜でサツマイモの一種「すいおう」、首輪と腕輪は葉野菜の「ルーコラ」を付けている。昨年の「ゆるキャラグランプリ」では、初出場ながら50位と大健闘。現在、さかろんの着ぐるみが街中のあちこちで登場し、市内外のイベントでPRを展開している。

市はホームページ内に「さかろんの部屋」を開設。さかろんの活動スケジュールを知らせる「お出かけ予定」や、着ぐるみの貸し出し案内、活動記録を記載した「思い出アルバム」などを掲載。さらに、ストラップやクリアファイルなどのグッズ類のほか、地元の業者が製作した焼菓子「マカロン」なども販売し、関連商品の充実を図っている。
市議会公明党は、条例制定をリードしたほか、イメージキャラクターを活用した地域活性化を積極的に推進。柴田文子市議は16年9月定例会で、「さかろん」の情報発信や有効活用を訴えていた。

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