e「100万訪問」もとに地方議会で質問
- 2018.06.20
- エンターテイメント/情報
2018年6月20日
中小企業の事業承継促す
福岡県議会で浜崎議員
14日の福岡県議会で代表質問に立った公明党の浜崎達也議員は、党が取り組む「100万人訪問・調査」運動を通し、県内の中小企業・小規模事業の経営者から声を聞いた結果、事業承継に関して不安視している人が多かったことを指摘した。
さらに、2018年度税制改正で事業承継支援が抜本拡充されたことに言及し、「いまだに景況感が感じられていないとされる中小企業へのさらなる支援が必要」と力説。県に事業承継の促進策をただした。
小川洋知事は、商工会議所や商工会などで構成する県事業承継支援ネットワークを今年5月に設立し、専門家による具体的な助言・指導を行う方針を説明。「事業承継で必要となる資金については、県制度融資で支援していく」と答えた。
聴覚障がい 教員への支援を
仙台市議会で佐藤議員
18日の仙台市議会本会議で、公明党の佐藤和子議員が質問に立ち、「100万人訪問・調査」運動で聴覚障がいがある教員から話を聞いたことに触れ、学校現場における障がい者支援の強化を訴えた。
佐藤議員は、聴覚障がいのある教員が懸命な努力を重ねながら日々授業を行っている実情を力説。その中で、市教育センターで実施されている教員研修会で手話通訳者が配置されなかった事例を挙げ、「障がい者一人一人への配慮と支援を強化すべき」と主張した。
市側は、「学校から教育センターへの伝達が十分になされず配慮に欠けていた。今まで以上に丁寧に要望を把握し、支援をしていく」と答えた。
また佐藤議員は、聴覚障がい者が伝達手段の一つとして活用できるよう、コミュニケーション支援アプリを備えたタブレット端末を学校や市役所で導入・普及することも求めた。