e北海道で大雨 石狩川が氾濫
- 2018.07.04
- 情勢/気象
2018年7月4日
公明議員、状況掌握に奔走
前線が停滞している影響で北海道では3日、局地的な大雨となった。道危機対策課によると、留萌市では避難指示が出され、石狩川と雨竜川が氾濫するなど各地で浸水や土砂崩れが発生した。東川町では道路が通行止めとなっており、天人峡温泉の宿泊客ら約130人が孤立している。
留萌川が避難判断水位に達した留萌市では、午後1時現在、146世帯(289人)に避難指示が出された。避難勧告は旭川市など6市町で出されている。床上浸水は計7件、床下浸水は計20件あった。
東川町などによると、忠別川が増水し、道路の一部が削られ通行止めとなった。天人峡温泉で宿泊客らは孤立状態だが、体調不良を訴える人はいない。
JR北海道は午後5時半現在、特急54本を含む計171本が運休。道教育委員会によると、小学校や高校など計15校が休校した。
一方、道内各地の公明党の地方議員は3日、被害状況の掌握や被災住民の激励に奔走した。このうち、雨竜川が氾濫した深川市では、松本雅祐議員が、避難所が設けられた多度志、納内・音江、一已の各地区などを回り、被災者を見舞った。留萌川が氾濫危険水位を超え、一部地域に避難指示が出された留萌市や、石狩川が増水した旭川市でも、道議や地元市議が情報収集に当たった。