e公明、大雨被害の現場に急行

  • 2018.07.06
  • 情勢/気象
2018年7月6日


観光道路 修復早く
北海道で横山氏


公明党の横山信一参院議員は5日、局地的な大雨による冠水被害が相次いだ北海道旭川市と東川町を訪れ、被害状況を調査した。地元の市議、町議が同行した。
横山氏らは、東川町を通る道道213号天人峡美瑛線の護岸崩落現場などを視察。この道路が不通となったことで、3日夜には天人峡温泉の宿泊客ら129人が孤立した。被害概要を説明した松岡市郎町長は、「本格的な観光シーズンが始まったばかりだが、現状では宿泊客の予約はキャンセルせざるを得ない状況」と語り、早急な護岸修復へ向け、国による支援を要望した。これに対し横山氏は、「一日も早い復旧に向けて全力を尽くしたい」と語った。
また、一行は旭川市忠和地区などを訪れ、家屋の浸水被害などを受けた住民らを見舞った。

養殖モズク 損害最大
沖縄・久米島

土砂崩れで県道がふさがれた現場を視察する糸洲県議(左)ら=5日 沖縄・久米島町
公明党の糸洲朝則沖縄方面本部長代行(県議)は5日、台風7号などの影響によって50年に一度の記録的な豪雨となり、土砂崩れや農水産物の被害に遭った沖縄県久米島町を訪れ、大田治雄町長と今後の対応などについて話し合うとともに、現場を見て回った。同町出身の糸数昌洋那覇市議が同行した。
同町では、猛烈な雨の影響で土砂崩れが発生。県道がふさがれたほか、床上・床下浸水が各地で相次いだ。また先月の台風5.6号でモズク約300トンが流されるなどの被害に遭い、養殖開始(1989年)以降で最大の損害となった。
大田町長は県道について「復旧まで4、5日はかかる。路線バスも迂回するしかない状況だ」と話し、迅速な対応の必要性を強調。糸洲県議は県に対応を求めていく考えを示し、「そのほかの危険箇所の対策も検討したい」と語った。

神戸市、各地で土砂崩れ

兵庫県は5日、台風から変わった低気圧や前線の影響で、非常に激しい雨が降り、各地で土砂崩れや道路の冠水被害が多発した。
このうち神戸市中央区中尾町では、民有地の擁壁が崩れ、土砂がマンションの玄関をふさいだ。公明党の沖久正留市議は、消防隊員によって土砂の撤去作業が完了した現場を視察し、区役所に対し住民の避難状況を確認した。
一方、神戸市兵庫区菊水町でも民有地の擁壁が崩れ、歩道を支える土台部分が流れて一部空洞化した。公明党の松田一成県議、菅野吉記市議らが現場へ急行し、被害の実態を確かめるとともに、住民を激励した。

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