e人命救助 一刻も早く
- 2018.07.10
- 政治/国会
2018年7月10日
水道などライフライン復旧も
政府に対し山口代表、党対策本部
西日本を中心とした記録的な大雨で各地に甚大な被害が出ていることを受け、公明党は9日夕、衆院第2議員会館で対策本部(本部長=斉藤鉄夫幹事長代行)を開き、被災地を調査した議員が政府に対し現場の要望を伝え、対策に万全を期すよう求めた。
冒頭、山口那津男代表は、大雨の被害に遭った方々に対し、お見舞いの言葉を述べた上で、行方不明者の一刻も早い捜索や早期復旧に向け、政府・与党が対応していくと力説。今後、被災地では猛暑に見舞われることもあるため、人命救助や復旧作業を進める上で、「熱中症が心配だ。政府と自治体は可能な限り連携し、細心の注意をしてもらいたい」と要望した。
政府側は、河川氾濫や土砂崩れによる人的被害、住宅などの浸水被害の状況などについて報告。電気や水道などのライフライン(生活基盤)の復旧には時間がかかる地域もあると説明した。
出席議員は、現地調査を踏まえ、「ライフラインの復旧を早くしてもらいたい」「被災自治体の財政負担が減る『激甚災害』指定を早期に行うべきだ」などの要望が相次ぎ出された。