eため池 総点検が必要

  • 2018.07.17
  • 生活/生活情報

2018年7月17日



広島・福山市で谷合氏



今回の記録的豪雨でため池が決壊し、死者が出るなどの被害が発生したことを受け、谷合正明農林水産副大臣(公明党)は16日、広島県福山市内のため池を調査して回った。公明党の栗原俊二、石津正啓の両県議、宮地徹三、宮本宏樹の両市議らが同行した。

一行は、瀬戸田町の「小池」と「光林寺池」、神辺町の「箱田池」を相次いで視察。農水省中国四国農政局、県農林水産局の担当者から説明を受けた。

ため池は、降水量が少ない地域で農業用水を蓄えるため、古くから人工的に作られてきた。県内には全国で2番目に多い約2万カ所あるが、所有者不明や使用されていない池が相当数に上るという。

今回の豪雨では、都道府県が基準を定めて市町村が選定する「防災重点ため池」に未指定の池が決壊していることから、谷合副大臣は「ため池管理の総点検が必要だ。自治体と連携して対策を進めたい」と述べた。

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