e暖話室

  • 2018.07.18
  • 情勢/国際
2018年7月18日


自著贈呈を橋渡し コロンビアとの交流願い 東京・品川区


東京都品川区はこのほど、コロンビア在住の実業家・坪田充史さんから著書の『スペイン語のすすめ』70冊の寄贈を受けた。区内の小中学校や図書館などに配置される予定だ。この寄贈は、坪田さんと古くから親交がある、公明党の鶴伸一郎区議が橋渡しした。
2014年にコロンビアを訪れた安倍晋三首相と同国のサントス大統領が会談した際に通訳も務めた坪田さん。「日本とコロンビアを結ぶ懸け橋に」との学生時代からの志が、今回の寄贈にもつながっている。
同書は現在、日本国内の書店でベストセラー。スペイン語について分かりやすく解説されている上に、どのように学ぶのが良いかなど学習方法も書かれている。また、スペイン語の会話などが録音されたCDも付き、理解しやすく好評だ。
同区にはコロンビア大使館があり、毎年スペイン語のスピーチコンテストを開催するなど、もともと交流が深い。
贈呈の際、坪田さんは「コロンビアは世界で一番きれいなスペイン語を使うといわれている。直接、コロンビア人と日本人が交流できるようになれば」と主張した。
中島豊区教育長は本について「私も読んでみたが大変に分かりやすい。心から感謝します」と応じた。
鶴区議は、図書寄贈に関して「品川区では、グローバル人材の育成に力を入れているので、今回のことで新たなつながりができてうれしい」と語っていた。

隣接市の公明議員 連携で駅前の段差解消 千葉・流山、柏市

「段差が解消され、本当に安心しました。友人にも伝えます」――。千葉県流山市に住む高齢女性のAさんから、公明党の斉藤真理市議に喜びの電話が入った。同県柏市のJR「南柏駅」西口ロータリーのタクシー乗り場にあった段差がこのほど、スロープに改修されたからだ。背景には、一人の声を大切にする公明議員の連携プレーがあった。
この柏市にあるタクシー乗り場周辺は市の境に当たるため、流山市民の利用も多い。Aさんも頻繁に利用しているが、タクシーに乗り込む際に高さ20センチの段差があり、転倒する恐怖を感じていた。
「誰に相談したらいいのだろうか......」。Aさんがモヤモヤした気持ちを抱え込んでいた2018年2月、新聞折り込みに入っていた流山市議会公明党発行の「市議会ニュース」が目に飛び込んできた。この中には地域に根差した数多くの実績が紹介されていた。「公明党なら実現してくれるかも」。いちるの望みをかけて、記載されていた番号に電話した。
これに応じた斉藤・流山市議は切実な要望に耳を傾け、解決に力を尽くすことを約束。公明党の中島俊・柏市議に連携し、共に現地を視察した。バトンを受けた中島・柏市議は同市土木課に段差解消を要請。これを受け、市は市タクシー協会やJR東日本と協議を重ねた後、着工し、6月に工事が完了した。
実現を受け現場を訪れた斉藤・流山市議と中島・柏市議は「市民の役に立つことが議員の使命。今後も一人の声を大切にしていきたい」と語っていた。

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