e被災者見舞い 要望聞く

  • 2018.07.20
  • 情勢/気象
2018年7月20日


西日本豪雨 竹内氏、府議ら現地に 
京都・京丹波町上乙見地区


公明党京都府本部の竹内譲代表(衆院議員)と諸岡美津府議は15日、西日本豪雨で被災した京丹波町上乙見地区を訪れ、後片付けに追われる住民を見舞うとともに、支援策など要望を聞いた。また同町役場で太田昇町長から要請を受けた。篠塚信太郎、森田幸子の両町議が同行した。
同地区では上乙見川の氾濫や山からの土砂が住宅を襲い、半壊や床上・床下浸水などの被害が出た。裏山からの土砂で自宅が大きく損壊した住民は、「ボランティアの手助けで、室内や周辺の土砂や泥は片付いたが、元の生活に戻るにはどれだけかかるか分からない」と説明。安心して暮らし続けるため砂防ダムの整備が必要と訴えた。
同川からあふれた水で自宅前の道路のアスファルトがめくれた住民は、「道路が濁流になり恐怖を感じた」と、当時を振り返った上で、「この地区には昭和のような原風景が残っている。住み続けることができるよう支援をお願いしたい」と語った。
同地区の上流部では、2019年度を目標にした砂防ダムの整備が府によって進められており、今回はその中で起きた被害だった。竹内氏は「ダムの早期完成をはじめ防災対策や復旧支援を、国と府が協力して進める」と語った。

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