e鉄道の早期復旧に全力

  • 2018.07.23
  • 情勢/気象
[画像]メインイメージ
2018年7月22日


石井国交相 広島で被災状況を調査 
西日本豪雨


石井啓一国土交通相(公明党)は21日、西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県の被災現場を訪れ、被災状況を調査した。党広島県本部の議員が同行した。
石井国交相は、広島市安佐北区のJR芸備線の被災現場を視察。芸備線は鉄橋の流失や線路内への土砂流入などにより、運転を見合わせている。全線復旧には1年以上かかる見通し。
続いて、東広島市河内町のJR山陽本線の線路が崩落した現場へ。土砂崩れで線路を支える盛り土が流失し、線路が宙づり状態となっている。視察した箇所を含む白市駅―三原駅間の運転再開は、今年11月になる見込みだ。
さらに石井国交相は、沼田川の支流・梨和川の堤防が決壊した三原市本郷地区へ。同地区では、沼田川の増水が支流をせき止める「バックウオーター現象」が起きたとみられ、広範囲で浸水被害が発生した。今も断水が続いており、被災者は給水所頼みの生活を強いられている。また、同市木原地区では住宅地に土砂が流れ込んだ現場を調査した。
視察後、石井国交相は記者団に対して、「速やかに住まいの確保の取り組みを進めていく。被災した鉄道路線の一日も早い復旧に向けて必要な支援をしっかりと行っていく」と語った。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ