e参院 経費節減へ議論
- 2018.07.27
- 政治/国会
2018年7月27日
定数増受け 自公、来週に初会合
記者会見で山口代表
公明党の山口那津男代表は26日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、参院定数を6増やす改正公職選挙法の成立を受け、参院の経費節減へ来週にも自民、公明の与党両党で具体策を検討するための初会合を開くと表明した。
山口代表は、参院の経費節減に向けた取り組みについて、国会審議の中で公明党が提案し、議決された付帯決議に、定数増でも経費の増大を招かない措置を講じると明記されたことを指摘。これを踏まえ、付帯決議に賛同した自民党と共に、「付帯決議の趣旨に従って、国民に分かりやすく、具体的な方策を詰めていきたい」と述べた。
その上で、改正公選法が来年夏の参院選から適用され、来年度中に参院議員の定数が増えることから、「来年度の参院の予算を決める過程で議論し、年末までに具体的な節減策を確定していく。議論の過程も国民に伝わるようにしていきたい」と語った。