e沖縄統一選(6市5町2村)勝利を

  • 2018.08.03
  • 政治/国会
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2018年8月3日


公明21氏 激戦突破へ猛攻が急務 
9月9日(日)投票(北谷町は同2日、うるま市は同30日) 
5市議選(名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣)告示まで1カ月


公明党が13市町村で21氏(推薦2氏含む)の全員当選をめざす沖縄統一地方選挙は、9月9日(日)投票を中心に実施され、大激戦が予想されている【一覧表参照】。名護、沖縄、宜野湾、南城、石垣の5市議選の告示日は同2日(日)。西原、八重瀬、南風原、竹富の4町議選と、恩納、読谷の2村議選は同4日(火)が告示日で、いずれも選挙戦スタートまで残り1カ月と迫った。北谷町議選は8月28日(火)告示、9月2日(日)投票。うるま市議選は9月23日(日)告示、同30日(日)投票の日程で実施される。

沖縄統一選は、来年の全国統一選や、参院選の前哨戦と位置付けられる政治決戦。結果は11月に予定される同県知事選に大きな影響を与えると見られており、各政党が勢力の維持・拡大へ総力を挙げている。
米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事をめぐり、翁長雄志知事が辺野古の埋め立て承認の撤回を表明するなど、県と国の対立が激しさを増す中での選挙戦となる。
既に各地では、立候補予定者による支持獲得に向けた動きが活発になっており、意図的な安泰説による公明支持層の切り崩しも激化してきている。
名護市(定数26)は、定数1減の戦いに公明現職2氏が挑む。辺野古移設工事の賛否に揺れる同市では、有力候補の大乱戦が予想され、保守・中道対革新の激しい選挙戦となる見通し。地縁・血縁が強く、公明は支持拡大に苦戦。執念の拡大戦がなければ公明2氏の勝利は危うい。
沖縄市(定数30)では、公明4氏(現3、新1)が出馬する。複数の有力新人が台頭し、現職組がはじき出されかねない大混戦の展開に。革新が強い地域で、公明の支持拡大は難航。新人の知名度不足の克服も急務。公明4氏の勝利には、人脈総当たりによる猛攻が不可欠だ。
宜野湾市(定数26)は、公明3氏(現2、新1)が激戦突破に挑む。県知事選と絡み、同市長選の動きも出てきており、情勢は緊迫。公明3氏の当選には、徹底した支持拡大が肝要だ。
うるま市(定数30)では、公明の比嘉敦子さんが体調不良で出馬を辞退し、現職のナカモト辰雄氏が出馬。新人と共に現有2議席の獲得に総力を挙げる。
石垣市(定数22)、八重瀬町(定数16)にも、公明新人(推薦含む)が立候補予定で、名前の浸透が課題に。その他の市町村も1票が勝敗を分ける大激戦の様相。
公明21氏の全員当選には、全国を挙げた徹底した拡大戦で、着実に支持を固め、広げることが急務だ。

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