e来月5日から中国訪問
- 2018.08.20
- 情勢/国際
2018年8月18日
国交正常化提言50周年など機に 日中友好の絆末永く
山口代表が発表
公明党の山口那津男代表は17日午後、東京都新宿区の党本部で記者会見し、9月5日から9日の日程で中国を訪問すると発表した。山口代表を団長に、古屋範子副代表、石田祝稔政務調査会長、西田実仁広報委員長、国重徹青年副委員長(衆院議員)が同行する。
今回の訪中は、中国共産党対外連絡部(中連部)の招へいによるもの。北京と天津を訪問し、政府、議会の要人と会談する予定。山口代表の訪中は昨年11月以来で党代表に就任してからは5回目。
記者会見で山口代表は、訪中の目的について、今年が日中平和友好条約の締結から40周年、党創立者の池田大作・創価学会名誉会長が日中国交正常化提言を発表して50周年に当たることを踏まえ、「先人の苦労を思い起こしながら、条約と提言が果たしてきた役割を後世に伝え、日中関係の揺るぎない基盤を築きたい」と力説。また、「公明党が築き上げてきた中国との信頼関係は、これからも大事だ。若い世代にこの絆が揺るぎなく伝わるようにしたい」と強調した。
今後の日中関係の発展に向けた公明党の取り組みについては、青年訪中団の派遣や超党派交流団への参加も含め、「教育や文化、経済など幅広い分野で層の厚い交流ができるよう寄与したい」と力説。連立政権の一員として、政府間の関係発展に貢献できるよう公明党としての役割を果たしていくとの考えを示した。